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12月11日開催された第1話・第2話先行上映会&トークショーの オフィシャルレポートが到着!

2022年12月11日(日)、ユナイテッド・シネマ豊洲にてTVアニメ『最強陰陽師の異世界転生記』第1話・第2話先行上映会&トークショーが開催された。

第1話と第2話の先行上映に続いて行われたトークショーには、本作のメインキャラクターを演じる花守ゆみりさん(セイカ・ランプローグ役)、和氣あず未さん(イーファ役)、稗田寧々さん(アミュ役)、小倉 唯さん(ユキ役)が登壇。MCは寺迫麿さんが務め、作品内容やキャラクターについてトークを展開していった。

今回劇場の大画面で映像が流されたこともあり、映像の魅力を聞かれた花守さんと和氣さんは、主人公・セイカの使う陰陽術(転生後の世界では魔法のフリをして使っている)や、“妖(あやかし)”を呼ぶシーンの格好良さを挙げる。術を唱えるところは、あえて聞き取れないように低音でボソボソとやったそうで、3回ぐらい録り直したとの裏話も明かしていた。

そのセイカは、歴代最強と謳われた陰陽師・玖峨晴嘉(くがのはるよし)が、自身の編み出した秘術によって異世界へと転生した少年。晴嘉を演じる梅原裕一郎さんのような聴き心地のいい低音をセイカにも取り入れたいと思いつつも、自由にやらせていただいたと花守さんは振り返る。腹の底で何を考えているかわからない感じ、それでいて悪者になりすぎない、周りの子には感情を入れすぎない、といったことも意識したという。

また、今生では「狡猾に生きる」をスローガンにしているセイカにちなんで、ご自身は狡猾に立ち回れるか聞かれると、「私はそんなに器用な人間じゃないです。すぐ笑っちゃいます」と言葉通りの笑顔を浮かべていた。

イーファは、ランプローグ家の奴隷という立場ながら、セイカにも見えない「精霊」を見る力やそれを従える才能を持った女の子。和氣さん曰く「とにかく健気で素直で真っ直ぐな子」。そんなイーファはセイカに淡い恋心を抱いているようで、2人の関係や彼女の不思議な力についても楽しみにして欲しいと話す。

アミュは魔王を倒す「勇者」との噂もある女性。最初は周りへの態度がキツく、壁を作っているアミュが、セイカたちと交流することでどう変わっていくのか。稗田さんは、「心情の変化を伝えられたらいいなと思いながら演じた」という。アミュが実力を発揮する戦いのシーンも注目ポイントとのこと。

そして、セイカが転生前に使役していた管狐(くだぎつね)の妖であり、マスコットのような存在でもあるのがユキ。普段は管狐の姿でセイカの髪に隠れていることも多いユキについて、小倉さんは「とにかく可愛く演じようと心がけた」「セイカが戻って来られる場所であり、存在でありたいと思って演じた」と話す。セイカに対して怒っている姿も可愛いらしいようで、その可愛さには花守さんも太鼓判を押していた。

この4人以外にも気になるキャラクターが数多く登場する本作。今回新たに、帝都総合武術大会の出場者の1人であるカイルを松岡禎丞さん、アスティリア王国の王子であるセシリオ・アスティリアを梶原岳人さん、薄い色の金髪、碧眼で尖った耳を持つエルフの女性・リゼを佐藤利奈さんが担当することが発表に。

それぞれのキャラクター説明が映し出されると、カイルの中二病な見た目やネタバレになってしまっている説明文にツッコミを入れたり、イーファに惚れ込んで後宮(ハレム)に招こうとするセシリオに「許せない」と声を揃えたりする4人。リゼはイーファとの掛け合いが多いそうで、佐藤さんが演じるからこその説得力があるという。

さらに、第2弾PVも公開。そこで流れていたangelaが歌うオープニングテーマ「RECONNECTION」について聞かれた花守さんは、「実は……angelaさんが歌う作品に出たいという夢があったんです」と目を輝かせる。自身が演じたキャラクターの心象や状況が歌詞に詰まっていることにも感動したそうで、完パケの映像でオープニングを見た時は、楽しみすぎて自然と体が動き出してっしまったそうだ。一方、エンディングテーマはイーファとアミュとメイベル(CV.鬼頭明里)による「リンク」。和氣さんと稗田さんは、イーファやアミュらしさを意識して歌ったと振り返っていた。

最後に、本作の公式ファンクラブがオープンすることも発表。貴重な設定資料や、ファン同士で語り合えるトークルームなど、さまざまな企画を用意しているそうで、どんなことが出来るのか4人も楽しみな様子だった。そして、改めて登壇者から挨拶があり、先行上映会&トークショーは終了となった。